2026年3月31日
メールボックスの「空き容量」が不足している、などとかたってフィッシングサイトへ誘導する詐欺メールに注意してください。
OCNメール事務局をかたったOCNの偽メールや、Niftyレポートを装ったNiftyの偽メール、またレンタルサーバーのロリポップ、ホームページ作成ツールのAMSなど、各種インターネットサービスをかたる詐欺メールが多数、確認されています。
これらのメールでは、メールボックスやメモリー、ストレージなどが不足しているため、このままではメールの送受信ができなくなったり、データがすべて削除される、などと脅して詐欺サイトへ誘導するケースがほとんどです。


パソコンやスマホ利用者に対する「容量オーバー」や「メモリ不足」といった詐欺メールは、Googleが制限を超える保存容量を有料化してから目立ち始めた手口です。
Googleアカウント保持者が無料で受けられるGoogleフォトサービスでは、もともとストレージ容量は無制限に利用できましたが、2021年6月※よりストレージ容量が制限され、無料プランで利用できるのは15GBまでとなりました。
※これ以前より保存容量の上限は15GB でしたが、上限を超えても無料で使い続けることができました
そのためGoogleフォトやGoogleドライブ、Gmailの合計容量が15GBを超えると、有料のサブスクサービス(Google One)へ登録するよう案内メールが届くようになり、このGoogle通知を模した形で詐欺メールが横行しています。

【詐欺メールの目的】
ストレージ容量の警告を装った詐欺メールでは、偽のサイトへ誘導してIDとパスワードを入力させて個人情報を盗み取るのが目的です。
さらにアップグレードと称してクレジットカード情報を詐取したり、架空口座へ送金させる手口もあるため注意が必要です。
GoogleアカウントのIDとパスワードが漏れてしまうと、2段階認証を突破された場合はメール内容だけでなく保存している画像などの個人情報も漏洩し、最悪の場合は拡散されてしまう恐れもあります。
【だまされない為に】
GoogleやiCloudサービスをご利用の方では、ストレージの空き容量の不足を伝える正規メールが届く事がありますが、念のため、メール上のリンクから確認せずに別途ブラウザから各サービスへログインしてストレージを確認するようにしてください。
実際にストレージがいっぱいになっていたとしても、ただちにサービスが利用できなくなることは通常ありませんので、慌てずに対応することが大切です。
だまされない為には下記の点に注意する事です。
1)ストレージやメモリー不足をかたる詐欺メールが届いても、記載のリンクは開かない
2)気になる場合は、該当サービスへ別途立ち上げたブラウザからログインして確認する
※Googleの場合はhttps://one.google.com/storage で確認
3)「ウイルス感染警告」や「ただちにクリーンアップ」などの表示があっても無視する
4)サイト閲覧中にポップアップが表示されても無視していったんページを閉じる
メールサービスに関しては、メジャーなものからローカルなものまで、このような「メール容量」に関する詐欺メールが横行しており、皆さまのメールアドレス(ドメイン)に合わせて利用中のサービスを装った偽メールを送信してきます。
こうした詐欺メールについての知識を持ったうえで、冷静に対応してください。