ろうきん協会(全国労働金庫協会)を騙る詐欺に注意

2024年8月30日

今月22日より、《【労働金庫】【要返信】お客様の直近の取引における重要な確認について》などの件名で、全国労働金庫協会(ろうきん協会)をかたった偽メールが連日、確認されてるため注意してください。

この偽メールは、労働金庫のインターネットバンキング「ろうきんダイレクト」のログインIDとパスワードを盗み取る目的で送られたフィッシングメールと思われ、偽メールに記載されたURLから偽サイトへ遷移し、IDやパスワードを入力させてインターネットバンキングを不正利用するのが目的と思われます。

〔労働金庫をかたる偽メール〕


【フィッシングサイトに注意】
労働金庫を騙る偽メールには、《下記のリンクをアクセスし、ご回答ください》や《規制解除するには下記へアクセスし、お手続きしてください》などと記載され、リンクテキスト(URL)をクリックさせて労働金庫のサイトそっくりの偽サイトへ誘導しようとしています。

メールに記載されたURLの遷移先は、労働金庫の正規サイトを模した偽サイト(フィッシングサイト)で、見た目はホンモノのように見えますが、サイトURLが《dealguided.com/client/select.php》などとなっており、正規サイトとはまったく異ります。
※正規サイトのドメインは「rokin.or.jp」です。

〔ろうきんの偽サイト〕


この偽サイトで、最寄りの「ろうきん」のサイトへの案内リンクをクリックすると、インターネットバンキングのログイン画面が表示され、ログインに必要な情報を入力させようとしてきます。

〔偽のインターネットバンキングログイン画面〕

ここでログインに必要なIDや契約番号、そしてログインパスワードを入力してしまうと、ただちに情報が犯罪グループに知られてしまい、第三者による成りすまし利用の被害に遭うリスクが高まります。

【ログインは正規Webサイトから】
このようなフィッシング詐欺では、メールやSMSに記載されたURLから偽サイトへ誘導するのが常套手段となっています。

フィッシング詐欺の被害に遭わないためには、メールに記載されたURLから確認や手続きをせず、別途ブラウザ(インターネットの窓口)を立ち上げ、そこから正規サイトへアクセスしてログインした上で、口座の取引内容等を確かめる必要があります。

中には記載された電話番号に連絡すると、偽のオペレータからATMへ誘導されて振り込め詐欺の被害に遭ったり、コンビニエンスストアで電子マネーカードを購入させられ、その番号を伝えるよう要求されて電子マネーをだまし取られる被害も発生しています。

絶対に、メールやSMSに記載のURLをクリックしたり、記載された連絡先に電話するなどしてはいけません。

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