【アポ電対策】 警察・市役所メモカードで確認を

2022年12月5日

今年度(1月から10月まで)の特殊詐欺の手口を見ると、役所の職員をかたって医療費等の還付がある、などとウソを言ってお金をだまし取る「還付金詐欺」が最も多く(3,706件)、次いで息子など親族をかたる「オレオレ詐欺」(3,320件)、「架空請求詐欺」(2,268件)、「預貯金詐欺」(1,893件)となっており、これら4形態の手口で特殊詐欺全体の8割を占めています。
※令和4年1月~10月の特殊詐欺認知件数(警察庁発表資料)より

とくに、詐欺のきっかけとなるアポ電においては、被害が最も多い還付金詐欺では市役所や区役所の職員をかたるケースが最も多く、2万円から3万円程度の還付金の手続を装ってATMへ誘導するなどしています。

また、預貯金詐欺では警察官を装い、犯人を捕まえたら名義があなたのカードを所持していた、などと不安に陥れた上で、自宅の現金がニセ札かチェックする等の口実で現金をだまし取るなどしています。

いずれも詐欺犯は役所の職員や警察官をかたって電話をかけ、還付金という嬉しい話や犯罪に巻き込まれたかもという不安感につけ込んで詐欺を仕掛けてきます。

これらのアポ電を受けた際に、ご自身の住所を管轄する役所や警察署へ速やかに連絡して事実を確認できていれば、まず被害に遭うことはありません。

オレオレ詐欺の場合は、いきなり息子を名乗るケースの他に、病院の医師など複数の者が登場するケースもあり手口が複雑化していますが、市役所や区役所の職員、または警察官をかたるケースであれば、管轄の連絡先が事前にわかっていれば確認も容易にできます。

【警察署・役所の番号メモを】
自分はだまされる事は無い、と普段は思っていても突然、「警察ですが」とか「医療費の還付の件で」などと電話がかかってくると、つい話を聞かなければという気持ちになりがちです。

しかし、普段から警察署や役所の連絡先を控えておけば、本当の話なのかすぐに確認することができます。

詐欺防止の意識を高める意味でも、自宅を管轄している警察署や市役所や役場といった連絡先が書かれたメモを電話機のそばに置いておくと安心です。

   ― 詐欺防止ネットワーク会員様向けメモカード(千葉県我孫子市の例) ―
     — 防犯のため電話機への設置がお勧め —


詐欺防止ネットワークでは会員様向けにお住いの地域を管轄する警察署、市役所・役場等の連絡先が記されたメモカードを作成・配布しています。
※L型カード立てケース付(両面テープ付属)
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詐欺グループは〇〇警察の〇〇です、などと架空の名前を名乗ることで信憑性を高めようとしてきますが、警察官からの電話であったとしても「折り返しますので所属と内線番号を教えてください」と言っていったん電話を切り、正規の番号へ掛け直す方が安全です。

また市役所保健福祉課の〇〇です、などと相手が名乗った場合にも、所属と名前を確認したら、いったん電話を切って正規の番号に電話を掛け直すことで、本当に相手が名乗った部署や担当者が存在するのか、正規の連絡であるのかがわかります。

最近では「犯人逮捕の為、だまされたフリ作戦に協力してもらえませんか」などと警察官を装って信用させ、「詐欺の電話があったら、わざとお金を渡してください。すぐに警察が逮捕してお金はお返しします」といった巧妙な手口も増えていますので、こうした電話を受けた時もすぐに警察署に電話して確認すれば被害を防止する事ができます。

年末に向けて還付金詐欺のアポ電が増える傾向にありますので、「お金が戻ります」「還付申告の期限が切れています」などという電話があったとしても、すぐに役所に電話をかけて確認するようにすれば、お金をだまし取られる心配はありません。



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