【三井住友銀行】をかたる取引確認メールに注意

2022年11月14日

犯罪収益移転防止法に基づいた「取引の目的等の確認」を名目に、個人情報を盗むフィッシングサイトへ誘導するフィッシングメール(詐欺メール)が増えています。

三井住友銀行をかたった偽メールでは、取引目的の確認と称して質問に回答するよう記載されており、回答しなければ口座の取引が制限されるとして、必ず回答するよう求めています。


《三井住友銀行をかたるメール》
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〔件名〕
【三井住友銀行】必ずご回答ください/お客様の直近の取引における重要な確認について
〔本文〕
いつも三井住友銀行をご利用いただきありがとうございます。

当社では、犯罪収益移転防止法に基づき、お取引を行う目的等を確認させていただいております。
また、この度のご案内は、当社ご利用規約第 9 条1 項 7 に基づくご依頼となります。

お客様お客様の直近の取引についていくつかのご質問がございます、下記のリンクをアクセスし、ご回答ください。

お取引確認
https://www.direct.smbc.co.jp.vntana.net/aib/aibgsjsw5001.jsp?

※一定期間ご確認いただけない場合、口座取引を一部制限させていただきます。
※回答が完了しますと、通常どおりログイン後のお手続きが可能になります。

お客様のご返信内容を確認後、利用制限の解除を検討させていただきますので、できる限り詳細にご回答ください。
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発行:株式会社 三井住友銀行
東京都千代田区丸の内一丁目1番2号
登録金融機関 関東財務局長(登金)第54号
加入協会  日本証券業協会
          一般社団法人金融先物取引業協会
          一般社団法人第二種金融商品取引業協会
本メールの内容を無断で引用、転載することを禁じます。
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             ― 実際の偽メール ―


差出人名は「三井住友銀行<smbc_info@msg.smbc.co.jp>」となっていますが、これは偽装されたものであるため信用してはいけません。

《お取引確認》としてリンクが貼られていますが、このURLはフィッシングサイトにつながっており、三井住友銀行のインターネットバンキングを模した偽のログイン画面が表示される仕組みになっています。

            ― 偽のログイン画面 ―


フィッシングサイトのログイン画面はソフトウェアキーボードも使えるなど非常に精巧に作られています。

ここでログインに必要な番号を入力すると、次に電話番号と生年月日を入力する画面が表示され、これらの情報を入力すると、なぜか先程のログイン画面に戻り、これが繰り返されます。

            ― 偽の個人情報入力画面 ―


この段階で何だか変だなと思いますが、すでにログインに必要な情報や電話番号、生年月日といった個人情報が犯罪グループの手に渡ってしまいます。

【取引確認の連絡がメールで通知されることはない】
2018年に金融庁が公表した「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」を受けて、各金融機関が一部の預金者に対する取引形態や取引内容、顧客の属性等の確認を行っていますが、通常は文書(返信用封筒と確認書類)が郵送されたり、インターネットバンキングのマイページやお知らせ欄などで通知されており、メールで直接連絡が来ることはありません。

また、SMS(スマホや携帯電話のショートメッセージ)を使った本人確認も行われていませんので、銀行からメールやSMSで通知が来た場合は詐欺を疑ってください。

気になる場合はメールやSMSからリンクするのでなく、通常使っているブラウザからインターネットバンキングにログインして内容を確認してください。

近年、フィッシングメールやフィッシングサイトは正規サイトとそっくりに作られている事が多く、一見しただけでは本物か偽物かの区別がつきにくくなっていますので、十分に注意する必要があります。

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