被害に遭われた方へ 《無料サポート》のご案内

詐欺防止ネットワークでは、2022年5月1日より詐欺や悪質商法の被害に遭われた方を対象とした《無料会員》制度を開始しました。

これは被害者が二度と詐欺や悪質商法の被害に遭わないようサポートするもので、当法人が一般会員向けに提供している各種サービスのうち、ご家族との連絡代行や不審な電話や訪問に対するフォローのほか、お住まいのエリアにおける最新の犯罪情報に基づく注意喚起を行うものです。

 ➡ 無料会員制度について



【何度も狙われる理由とは】
詐欺犯にとって詐欺被害者は、だましやすい恰好の「カモ」であって、1回で終わりにするのは勿体ない存在です。

被害者の多くは心優しく強くものを言えないタイプの方が多く、声の大きい相手に恫喝されて押し切られるケースなど、詐欺犯は「こいつは強く押せばいける」と何度もお金を要求してきます。

さらに認知症を患っている方のように、判断力の弱まったお年寄り相手に不必要な高額商品、高額サービスを何度も契約させるといった非道な手口も横行しており、詐欺犯はこうした状況を「おかわり」と称して執拗にアプローチしてきます。

この他、一度損をしてしまうと何とか取り返したい、という心理も働くため「被害額が戻りますよ」といった甘い言葉に惹かれ、藁をもつかむ思いで詐欺犯の言う事を信じ、何度もだまされるケースもあります。

これは投資詐欺において定番化している手口で、「今度の投資は大きく化けますよ」「これまでの損も一気に返せます」と次から次へと新たな投資案件を紹介し、資金が底を突いたら今度は消費者金融から借り入れさせて金をむしり取ることもあります。

【被害救済を装う手口も】
詐欺被害に遭った方の自宅に、「詐欺被害者を救済する番組を作っており、取材を受ければ被害額の一部が返ってくる。条件として社債を購入してほしい」などと電話があり、被害者が現金をだまし取られる事案も複数確認されています。

インターネット上にも《詐欺被害に遭われたらすぐ連絡を》などと掲載し、相談する過程で高額な弁護士費用や調査料金を請求されるケースや、根掘り葉掘り聞かれた個人情報がそのまま《カモリスト》として流通するケースもあります。

【被害者の苦しみを増やさないために】
詐欺被害者は財産を失っただけでなく、家族からも「なぜだまされたのか?」と責められるなど、二重苦三重苦に陥って精神的にも参ってしまい、自分を責めてますます正常な判断ができなくなりがちです。

こうした弱みにつけ込めば容易にお金をだまし取ることができるため、一度だました詐欺被害者の氏名や住所などはリスト化され、いわゆる《カモリスト》として裏の社会に出回ります。

詐欺犯はこのカモリストを元に何度もアプローチしてお金をだまし取り、被害者の財産が底をつくまで、文字通り骨の髄までしゃぶりつくします。

このように、一度でも詐欺被害に遭われた方は、いつまたターゲットにされてもおかしくありません。

二度と詐欺や悪質商法の被害に遭わないためにも、詐欺防止ネットワークの無料サポートをご活用ください。

 ➡ 詳しくは『 無料会員のご案内 』ページをご覧ください。

注目情報一覧

▲ページのトップへ