年末へ向け《還付金詐欺》のアポ電増加中
2021.12.27

全国で還付金詐欺のアポ電が急増しており、現金をだまし取られる被害も発生しています。

山形県内では23日に酒田市、25日に鶴岡市内において、それぞれ60歳代の女性が還付金詐欺の被害に遭っています。

とくに、偽の市役所職員をかたる女からのアポ電が相次いでいる点にも注意が必要で、鶴岡市の事案では市職員をかたる女が「介護保険料の過払い金3万5,300円があります。どの金融機関に振り込めばよいか」などと銀行名や携帯電話番号を聞きし、その後に別の男が銀行担当者を名乗って「キャッシュカードと通帳を持ってATMへ行ってください」とATMへ誘導してお金をだまし取っています。

詐欺の電話は男の声、というイメージがありますが、実際には女性の声で電話がかかってくる事もあり、女性だから安心と思わないことが大切です。

還付金詐欺の手口では、ほとんどの場合、銀行やスーパーなどのATMへ行くよう指示し、還付金を受け取るためと思わせ、実際には詐欺グループの口座へ現金を振り込ませる操作を指示し、限度額いっぱいの金額を送金させると、今度は「振り込みがエラーになった」と言って別の銀行のATMへ誘導、同じ手順で現金を振り込ませようとします。

お金を受け取るのにATMを自分で操作する、というおかしな話はありませんので、「ATMへ行って」と言われたら詐欺だと思って相手にしてはいけません。


【市役所からの電話に注意】
役所に書類を提出しているなど、何かしら手続きをしていないかぎり、役所の人間からいきなり電話がかかってくることは通常ありません。

まして還付金など「お金が戻る」と役所の職員が電話で連絡してくることは絶対にありません。

先週、全国で確認された役所の職員をかたったアポ電の事例は以下の通りです。

「〇〇区役所の〇〇と申します。医療費を多く支払っているので返金の手続きをしたい。
 33,692円の返金があります。キャッシュカードを持って銀行に行って欲しい」

「区役所の者です。平成30年から令和2年の保険料を払いすぎています。医療費が戻るので銀行へ行き、着いたら連絡が欲しい」

「〇〇区役所です。累積医療保険がありますので返金されます」

「〇〇市役所の〇〇と申します。国民健康保険料の過払い金がありますが書類は届いてますか」

「区役所国保年金課の〇〇です。医療費の還付があり、国が指定する銀行で手続きできます」

「〇〇市役所ですが、後期高齢者医療制度の還付金の手続きの封書を送っています。期限が過ぎてしまっているがまだ間に合います」

「厚生労働省の〇〇と申しますが、医療費の還付金が3万円程度あります」
「今使っている通帳の銀行名を教えてください」
「還付金を受け取るにはATМに行って下さい」


このように、還付金詐欺ではほとんどのケースで区役所や市役所の職員をかたっており、中には「年金保険課」のように具体的な部署名を名乗る場合もあります。

繰り返しですが、国保年金課であろうが厚生労働省であろうとも「払い過ぎたお金がある」、などと電話してくるのは100%詐欺です。

また、「封筒が届いていませんか」などと言って、こちらが見落としたり忘れてしまったと思わせ、「今日中に手続きすれば間に合います」と焦らせて冷静さを奪うのも詐欺の常套手段です。

詐欺グループはよく「緑色の封筒が届いていませんか」「先月、緑色の封筒を送っているのですが」「3か月ほど前に手続き書類を送っているのですが、何も返信がないので連絡しました」などのアポ電トークを用いています。

「お金がもらえる書類が来てたんだ」「3万円が返って来るなんてラッキー」などと浮足立つことなく、そもそも還付金の連絡が電話で来るはずがない、という事を肝に銘じ、こうした手口にだまされないよう、十分に注意してください。

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