【連続発生】市役所職員をかたる特殊詐欺〔広島県〕
2021.10.18

広島県警三原警察署管内において特殊詐欺被害が連続発生しています。
10月16日には三原市内で2件の還付金詐欺が発生していますので、十分に注意してください。

〔事案1〕
16日、三原市内のお宅に市役所の職員や銀行職員を名乗る者から電話があり、


「介護保険料の払戻金があります」
「消費税増税の誤差で払い戻しされます」
「スマホか銀行で手続きができます」
「お手持ちの通帳の銀行名と携帯電話番号を教えてください」
「通帳、キャッシュカード、携帯電話を持ってATMへ行ってください」


などと話した後、犯人の指示に従ってATMを操作して約200万円を犯人の口座へ振り込んでしまいました。


〔事案2〕
16日、三原市内のお宅に市役所の職員や銀行職員を名乗る者から電話があり、

「介護保険料の払戻金があります」
「手続きにはキャッシュカードが必要です」
「キャッシュカードが古いため、新しいものと交換します」
「暗証番号を教えて下さい」

などと話した後、自宅を訪ねてきた男にキャッシュカードを渡してしまい、銀行口座から現金を引き出されてしまいました。


いずれも市役所の職員をかたった「還付金詐欺」と呼ばれるもので、ATMで他人の口座へお金を振り込ませる「振り込め詐欺」の手口や、キャッシュカードをすり替えたり騙し取る「キャッシュカード詐欺盗」の手口がよく使われています。

【振り込め詐欺】
還付金詐欺においてよく使われる手口の一つで、還付金の受取りがATMで簡単に手続きできる、とウソを言ってATMへ誘い出し、現金が還付される手順を携帯電話で指示してATMを操作させます。

しかし実際には自分の口座から第三者の口座へ現金を振り込む操作であるため、口座からお金が引き出されてしまう結果となります。

犯人は1回振り込ませた後、「還付手続きがうまくできませんでした。操作に誤りがあったようです。もう一回試してみてください」などと同じ操作を何度も繰り返させて限度額までお金を振り込ませることがあり、被害金額が数百万円に及ぶこともあります。

【キャッシュカード詐欺盗】
還付金詐欺のほか警察官をかたった特殊詐欺などで使われる手口で、「あなたのキャッシュカードは古くて使えない」とか「あなたのカード情報が犯罪グループに漏れているのでカードを回収する」など様々な理由をつけてキャッシュカードを盗み取るものです。

キャッシュカードを封筒に入れ、その封筒をすり替える手口も広まっており、いずれも詐欺犯が銀行や金融庁の職員、または警察官を装って自宅までやって来るため、強盗に発展するケースもあり大変危険です。

【ATMで還付金は戻りません】
ATMを操作することで還付金などお金が自分の口座に振り込まれる事は絶対にありません。

「ATMへ行ってください」は詐欺です。

相手が銀行員であろうと市役所職員であろうと、ATMの話が出た時点で詐欺を疑い、電話を切るようにしてください。

【キャッシュカードについて尋ねることもありません】
たとえ銀行員であってもお客様にキャッシュカードの暗証番号を尋ねるようなことは絶対にありません。

また還付金を受け取るのにキャッシュカードは一切関係ありません。古かろうが何だろうがキャッシュカードについて話をし始めた時点で電話を切ってください。

さらに警察官であってもキャッシュカードを受け取ったり確認しに自宅までやって来ることも絶対にありませんので、そうした者が来訪してきても対応せず、ただちに警察へ通報し、身の安全を守ってください。


【そもそも還付金の電話はありません】
「医療費の還付」や「介護保険料の還付」、また「消費増税にともなう税金の還付」など詐欺グループはもっともらしい「還付金」を作り上げて私たちをだまそうと電話をかけてきます。

しかし、そうした還付金の連絡は通知文書が送られてくるのが常であり、電話でいきなり連絡してくる事は絶対にありません。

いかなる還付金であっても手続きには専用書類に必要事項を記入して証明書類を添付して提出する必要があり、場合によっては審査を受けた上で、数か月後に指定口座へお金が振り込まれるのが一般的です。

緊急だからとATMで手続きしたり、キャッシュカードの話が出てくるなどあり得ないことです。

詳しくは本サイトのコラム記事《ありえない、「還付金あります」》をご一読ください。


新着情報一覧

▲ページのトップへ