「年金口座をゆうちょ銀行で」振り込め詐欺に注意
2021.09.24

今月、広島県内で年金口座がゆうちょ銀行で作れるとの電話をかけ、被害者をATMへ誘い出す振り込め詐欺が発生しています。

犯人は年金事務所をかたり、「お母様の年金口座をゆうちょ銀行で作ることができますので、郵便局のATMに行ってください」などと話し、ATMを操作させてお金を第三者の口座へ振り込ませています。

また、「残高のある口座の有効期限が迫っている」などと話してATMへ誘い出すケースも確認されていますが、年金事務所が年金受取口座について電話で案内したり、ATMの操作を求める事は絶対にありません。

この他、「保険料の振り込みが確認されません」などと延滞金や手数料を請求するケースもありますが、このような連絡が電話で来ることも決してありませんので注意してください。


【年金の未払い分が受け取れる?】
年金事務所をかたる詐欺では、「年金支給が一部未払いとなっていました。至急、受け取り手続きをしてください」「期限は今日中です」などと還付金詐欺と同じような手口でATMへ誘い出すケースもあります。

これも「少しでも年金が多くもらえるのなら」という心理をついた巧妙な手口で、未払が本当にあったかどうか深く考えることなく、犯人の指示通りにATMを操作してしまう場合が多いようです。

年金支払額が過少であったと判明した場合などは、日本年金機構から文書が郵送されて来ますし、還付手続きは年金事務所(最寄りの日本年金機構)へ出向いて行われるため、ATMや自宅で手続きする事はありません。

すべての還付金詐欺に言える事ですが、お金が戻るという話が出ても、ATMで手続きを言われたら100%詐欺に間違いありませんので、十分に注意する必要があります。

【年金機構の委託事業者について】
公的年金について尋ねる電話や自宅への訪問は、日本年金機構の職員か、日本年金機構が業務委託を行っている民間の委託事業者(2社)に限られます。
※株式会社アイヴィジット、株式会社バックスグループ

ただし、訪問して年金保険料などお金を預かることができるのは日本年金機構の職員のみで、職員は必ず日本年金機構が発行した写真付き身分証明書を携行、提示する義務があり、お金を預かる場合は領収書をその場で発行します。

日本年金機構が業務委託している委託事業者は、保険料納付の案内を行うことはあっても、保険料などお金を受け取る収納業務は基本的に行っておりませんが、一部の自治体では納付書がある場合に限りお金を受け取ることがあるため、そうした場合でも顔写真入りの身分証明書「納付督励員証明書」をしっかり確認するようにしてください。

不安な場合は日本年金機構に電話をかけ、その場で職員について問い合わせても構いません。
不審な点があれば躊躇なく110番で警察に通報してください。

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