「銀行はどちらを使っていますか」還付金詐欺の手口
2021.09.22

「介護保険料の過払い金があります」、「医療費の還付があります」などのアポ電が多発しています。

これは還付金詐欺と呼ばれるもので、「還付金の受取りはATMで手続きできる」などと偽り、被害者をATMへ誘い出して詐欺グループの口座へお金を振り込ませる手口や、振込先の銀行口座を聞き出した上でお金を奪いに自宅までやって来る手口が常態化しています。

詐欺グループが銀行について尋ねる目的は2つあり、1つ目は口座残高を確認する狙いがあります。
還付金を受け取るには口座残高が50万円以上ある必要があります、などと言ってなるべく多額のお金が入った口座を聞き出そうとします。

もう1つは銀行名を聞き出した上で、今度は銀行員を装って電話をかけ、「口座を確認したところキャッシュカードが古いので振込できません」などと言ってカードを交換する必要があると迫ります。

「ちょうど銀行の職員がお客様のエリアを巡回中なので、カード交換に伺います」、「金融庁の職員がお近くを回っているので、向かわせます」などと、カード交換のため職員が自宅を訪問するよう仕向けてきます。

自宅へやってきた偽の職員は、カードの暗証番号を巧みに聞き出した上で、詐欺グループが用意した保管用封筒にカードを入れてすり替えるなどしてカードを盗み出します。


【還付金詐欺の手口】
初期のころの還付金詐欺などではATMでお金が受け取れる、などと話して被害者をATMへ誘い出し、携帯電話ごしにATMを操作させてお金を振り込ませる(いわゆる振り込め詐欺)ケースがほとんどでした。

         ― ATMを使った還付金詐欺の手口 ―


しかし、現在では市役所や保険課を名乗る者が最初に電話をかけた後、今度は銀行や金融庁などの職員をかたったものが電話をかけ、最後に詐欺グループの受け子と呼ばれる者などが被害者宅を訪れて、キャッシュカードをだまし取るケースが増えています。


【銀行について聞かれたら詐欺です】
市役所の職員が銀行口座について電話で尋ねることは絶対にありません。

クレジットカードの申し込みなどで書類に引落し口座の情報を記入する事はありますが、日常生活において銀行の口座番号などを聞かれる事はほぼありません。

たとえ相手が警察官を名乗ったり、金融庁や市役所の職員と名乗ったとしても、お使いの銀行はどこですか?などと聞いてきたら即刻電話を切り、ただちに警察に通報するようにしてください。

そもそも保険料の過払い金など、お金が還付されるケースは稀ですし、そうした電話がかかってくることは絶対にありません。

「お金が戻ってくる」という話を聞けば誰でも嬉しいものですが、ATMや銀行口座の話が出たら詐欺ですので、十分に注意してください。

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