「息子さんが入院」医師を名乗るアポ電に注意
2021.08.10

病院の医師を名乗り、「息子さんが事故に遭って当院に運び込まれました」、「保険証がなかったので手術費をご家族の方にお支払いただきたいのですが」などの詐欺電話が確認されています。

先週、長野市内で「息子さんがこちらの病院にかかっている。あなたの住所、氏名を教えてください。」などと個人情報を聞き出そうとするアポ電が確認されている他、近江八幡市内では医師と息子を装って「喉に腫瘍が出来ている」などのアポ電話が確認されています。

詐欺グループは、まず病院関係者を騙って家族が検査や手術を行う、などと話して被害者を動揺させた直後、すぐにその家族を装って電話をかけ、費用が高額などの理由でお金を要求してきます。

さらに「これから緊急手術に入ります」、「意識不明の重体です」などと説明して本人に連絡が取れないように仕向けるなど、狡猾さも増しているため注意が必要です。


【医師を名乗るアポ電の特徴】
「家族が重体」「緊急手術に入る」などの電話を突然受ければ、どなたでも相当に動揺してしまうのは当然で、瞬時に詐欺と見破るのは難しいかもしれません。

しかし、このような手口があることを知っておくことで、詐欺犯の言いなりにならずに冷静さを取り戻し、適切な対応が取れる可能性もあります。

〔お金の話が出たら要注意!〕
「 息子さんが救急車で運ばれてきて、緊急で大量の輸血が必要な状態です。費用の一部を振り込んでもらえますか?」

「息子さんが当院で治療を受けたが、財布を無くして治療費が払えないと言っているので代わりに払ってほしい」

いずれのケースでも最終的には治療費名目でお金を支払うよう要求してきます。
しかし、先進医療の高額治療や保険適用外の自費治療などは別として、治療費の前払いを(しかも緊急時に)病院が求めてくることは通常ありません。

病院や医師からの電話であっても、お金の話が出たら「?」と怪しむ必要があります。


新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、これに便乗した詐欺の電話も確認されており、「コロナウイルスにかかったかもしれない。明日病院で受診した後、電話する」といったアポ電や、「コロナで入院した。かなり重症なのに、ベッドが満室で治療が受けられない。特別室は空いてるけど前金が必要」などとお金を要求するケースもあります。


【だまされないために】
病院から電話があった場合、どのような話をされたとしても、必ず以下の点を確認してメモしてください。


・病院名


・担当者(担当医師)名


そして、いったん電話を切った後、インターネット検索やNTT番号案内サービス(104)で病院の電話番号を調べ、担当者(担当医師)に電話をかけ直すなどして事実確認するとともに、息子や孫など家族が関係している場合は、直接本人に連絡を取ってください。


詐欺犯は「病院内は電話に出れない」等と連絡を取らせないように仕向けてきますが、言いなりになる必要はありません。

ご家族が入院した、事故に遭った、などと不意に伝えられれば誰でもパニック状態になりかねませんが、それこそ詐欺犯の狙いですので、冷静さを失わず、相手の言う事を鵜呑みにせず事実確認するよう心掛けてください。

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