【音声公開】警察官をかたる詐欺犯の声
2021.06.11

警察官になりすまして電話をかけ、「詐欺犯があなたのキャッシュカード情報を持っていた」 「詐欺グループの名簿にあなたの名前があった」 などと話して、個人情報を聞き出そうとするアポ電が全国で多発しています。

警察庁の統計(令和2年度)によると、キャッシュカードをだまし取る手口では半数以上が警察官を名乗っており、今年に入ってからも被害は続いています。

警察官をかたる詐欺犯は男性とは限らず、女性が警察官のふりをしてアポ電をかけてくるケースもあり、かなり用心していなければ騙されてしまう可能性があります。

【警察が公開した実際のアポ電音声】
奈良県警が4月30日、YouTubeの県警公式サイトで公開した実際のアポ電の録音音声で、詐欺犯は高田警察署生活安全課の中村を名乗り、「逮捕したタカハシ ハジメとフクダ カズヤに心当たりありませんか?彼らはあなたの事を知っていると言っています」などと話し、巧みに家族構成を聞き出しながら、ゆうちょ銀行や南都銀行などの具体的な名前を出して信頼させようとしています。

詐欺犯は女性で、ゆっくりと落ち着いた話し方をしているため、ちょっと聞いただけでは怪しいとは思えません。

  ➡ 奈良県警 YouTube公式チャンネル 特殊詐欺犯人の音声



また、千葉県警が提供した音声では、詐欺犯は相手の名前や住所を把握しており、詐欺グループが個人情報リストを元にアポ電を行っている事が伺えます。

〔毎日新聞社YouTube公式チャンネル〕
 ➡ 音声:千葉県警が「アポ電」公開 若い男の声「詐欺リストに名前」


音声は千葉県警が提供したもので、実際のアポ電の録音音声では、詐欺犯は松戸東警察生活安全課のナガイを名乗り、「タイで逮捕された詐欺グループが、松戸市内の600件以上の方の名簿を持っていた」などと注意喚起を装った電話をかけています。

このアポ電で詐欺犯は「〇〇さんの個人情報も確認された。住所は〇〇の〇〇と記載されていたのですが、何か異常はありませんでしたか」などと話し、被害者を不安に陥れようとしています。

この後、別の詐欺犯が銀行員や百貨店店員をかたって「あなたのカードが使われた」「大至急、カードを止めて回収する必要がある」などと話して、キャッシュカードを奪い取りに自宅までやってくる事になります。

他にも警察官をかたるアポ電は以下のような事例が公開されています。
こうした一連の手口について、一度でも耳で聴いておくことも被害を防ぐ効果的な手段といえるでしょう。


〔岸和田防犯協議会事務局 YouTube公式チャンネル〕
 ➡ 岸和田警察のミヤモトをかたるアポ電実録音声


〔高知県警Webサイト〕
 ➡ 高知県警が公開した警視庁の刑事をかたるアポ電音声

〔警視庁犯罪抑止対策本部の公開音声〕
 ➡ 警視庁田無警察署のハラダを名乗るアポ電(音声のみ)

 ➡ 警視庁東大和警察生活安全課のナカムラ(女性)を名乗るアポ電(音声のみ)

 ➡ 千葉県警流山警察のムラコシを名乗るアポ電(音声のみ)

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