「犯人の名簿にあなたの名前が」警察をかたる手口
2021.05.13

詐欺犯が警察官をかたって個人情報を聞き出したり、現金やキャッシュカードについて尋ねる
アポ電(犯罪予兆電話)が連日発生しています。


警察官をかたる手口では主に「犯人を二人捕まえた。 犯人があなたの氏名、住所を知っていた。犯人を知っていますか?」などと聞いてきます。

そして「詐欺グループの持っていた資料にあなたの口座情報があった。キャッシュカードの書き換えが必要だ」などと巧みにキャッシュカードや銀行口座について尋ね、別の犯人が警察官の振りをして自宅へやって来て、《カードすり替え盗》や《ハサミ入れ回収盗》などの手口でキャッシュカードを盗み出そうとすします。


この手口による被害は全国で発生しており、5月7日には千葉県で現金約1,290万円が奪われる事件が発生しています。

千葉県警流山署の発表によると、流山市居住の女性(73歳)の自宅に午後1時30分頃から同日午後3時40分頃までの間に、警察官等をかたって「流山市内で詐欺の犯人を逮捕した。犯人が持っていた名簿にお宅の住所が載っていた。」、「捕まえた犯人の話によると、お宅の家に入り、真券を偽札に取り替えたと言っている。」などの電話がかかりました。

詐欺犯に「家に現金がいくらあるか」と尋ねられた女性が「1千万円ぐらいある」と回答すると、「紙袋に現金1,000万円を入れて用意してください。女性の警察官が来るまで家にいてください」等と指示され、自宅を訪れた警察官を名乗る女に現金を渡してしまいました。

【詐称No.1は警察官】
警察官になりすまし、「電話による詐欺や強盗が多発しています」 「家族構成はどのようになっていますか」 などと個人情報を聞き出そうとするアポ電の他、「あなたの個人情報が漏れている」などと不安を煽り、キャッシュカードを奪いに自宅へやってくるケースが増えています。

とくにキャッシュカード詐欺盗では、半数以上が警察官をかたっており、警察からの電話だからと言って安心できない状況になっています。
※警察庁発表資料「令和2年度の特殊詐欺ならびに犯罪情勢に関する資料」より



また、預貯金詐欺では自治体職員等をかたるケース(36.0%)に次いで、警察官をかたるケース(31.7%)が2番目に多く、詐称される職業に警察官が多いことがわかります。

警察官をかたる詐欺では以下のフレーズが多用されていますので、十分に注意してください。

〔ニセ警察官がよく使うセリフ〕



警察署から電話がかかって来たら真っ先に詐欺を疑い、部署名や階級、氏名を確認した上で、
110番か管轄の警察署へ直接電話をかける等、用心深く対応すべきでしょう。

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