【不在通知】佐川急便をかたるSMSメッセージに注意
2021.05.11

スマートフォンや携帯電話に、宅配業者からの不在通知を装ったSMS(ショートメッセージ)が届き、表示されたURL(リンク)を開いて不正アプリをインストールさせられたり、不正サイトへ誘導される被害が全国で連日のように発生しています。

クレジットカードの情報やSNSのアカウント情報といった重要な個人情報が盗み出され、不正利用されるケースもあり注意が必要です。

とくにゴールデンウィーク期間頃より、佐川急便をかたったSMSが頻繁に確認されており、以下のようなSMSが確認されています。



「佐川急便よりお荷物のお届けに上がりましたが宛先不明の為持ち帰りました。http://paths●●●●.com」

「お客様宛にお荷物のお届けにあがりましたが不在の為持ち帰りました。下記よりご確認ください。http://petmnest●●●●.org」

 — 佐川急便を装った偽メッセージの例 —


いずれもメッセージに表示されたURLをクリックすると、佐川急便を装った偽サイトへ誘導されてしまいます。

この偽のWebサイトは正規サイトそっくりで、一見しただけでは偽サイトと区別できません。


佐川急便を装った偽サイトには、スマートフォンの設定を変更するための「設定マニュアル」が表示されていますが、この手順は「提供元不明のアプリのダウンロードを許可」するもので、スマホの初期設定では通常許可されていないものです。

                    ― 佐川急便を装った偽サイトの例 ―



偽サイトの誘導に従ってしまうと、スマホのセキュリティが解除され、簡単にマルウェア(ウイルス)のダウンロードを許してしまいます。

その結果、スマートフォンから勝手にSMSが海外に送信されてしまい、スマホの通信費が前月より2万円ほど高くなってしまった事例も確認されています。


【宅配業者からSMSはこない】
そもそも佐川急便がSMSで連絡する事はありません。
また、ヤマト運輸、日本郵便など主要な宅配業者においても不在通知といった連絡にSMSを用いることはありません。


各宅配業者のお届け通知サービスなどを利用している場合、連絡メールが送られてくることがありますが、その場合は正規のメールアドレスであるか注意する必要があります。


【SMSに記載のURLはタップしない】
身に覚えのない荷物の場合は詐欺を疑い、心配であれば宅配業者の電話番号に直接確認するとともに、そもそもメールやSMSに記載のURLを安易にタップしないことです。

一部の電力会社等では、SMSによる料金支払いサービスを開始するなど、SMSのメッセージから直接ログインさせるケースがあるようですが、詐欺防止の観点からメールやSMSにURLを貼ることは少なくなっています。

東京オリンピック・パラリンピック委員会の観戦チケット抽選時における連絡手段では、SMSや電話は用いずにメールのみとし、さらにメール本文にはURLを記載せず、別途Webサイトへアクセスして手続きするフローとしていました。

未納料金のお知らせと称した架空請求メッセージや、大手通販サイトをかたって「購入通知」と称するケースなどのスミッシング詐欺では、メッセージに貼られたURLから不正サイトへ誘導されることがほとんどです。

SMSやメールのURLを直接タップしてリンクを開くことは控え、正規Webサイトからアクセスするよう心掛ける必要があります。

新着情報一覧

▲ページのトップへ