「STAUB」「TOPVALU」等の偽サイトへ注意喚起
2021.05.01

消費者庁は4月30日、調理器具ブランド「STAUB」などの偽サイトについて、これまでに確認されたサイトURLなどを公表するとともに、代金を支払っても商品が届かない等の被害が拡大していると注意喚起しました。

今回、消費者庁が公表した偽ブランドは以下の通りです。

1)「STAUB」のロゴを盗用した偽ストウブサイト
  表示商品: 「STAUB」ブランドの調理器具

2)「TOPVALU」のロゴを盗用した偽トップバリュサイト
  表示商品: 「Yogibo」ブランドのソファ

3)「FELT」のロゴを盗用した偽電動アシスト自転車通販サイト
  表示商品:複数のメーカーの電動アシスト自転車など

4)「株式会社 DIY 工具雑貨店」の偽サイト(屋号:「offerkeys」又は「Everyou」)
  表示商品:DIY 関連商品など

5)「株式会社レディースファッション通販」の偽サイト(屋号:「allcooling」)
  表示商品: 衣料品、生活雑貨、食料品など


【巧妙化する偽サイト】
これまでも数多くの偽ブランド品サイトが確認されていますが、単に盗用した写真データを貼りつけたものや、ページ遷移が不自然であったり、細かな部分で作り込みの甘い箇所が散見されるため、少しサイト内を見ていけば偽サイトだとわかるレベルでした。

しかし、今回のSTAUB偽サイトなどはページの作り込みがしっかりしているため、異常に安く販売している点を除いて不自然な点は見当たりません。


〔STAUBの偽サイト〕

〔STAUBの正規サイト〕

正規サイトと比べると、サイト構成やページデザインも異なるため、比較すれば違いがわかりますが、偽サイト内を見ている限り不自然さが感じられず、各商品ページにスムースに遷移するため偽物と見破るのは極めて困難といえます。

   — 偽STAUBサイトの例 6割~7割引の価格が表示されている —


細かい点を挙げれば、絞込み検索が正常に機能していなかったり、送料計算も都道府県別に算出するはずが全国一律で表示される点など、不自然な箇所はいくつかあります。

会社概要ページには、STAUBの正規輸入販売会社の名前でなく、まったくデタラメな企業情報が掲載されていますが、体裁は整っているため注意しなければ見落としてしまう可能性があります。
※実在の企業名と関係のない住所や代表者名が記載されている

また、サイトURLも「https://www.staub-online.jp/」となっており、正規サイトの「https://www.staub-online.com/…」と比べても、ドメインは「staub-online」は共通で、トップドメインが「jp」と「com」の違いだけであり、一見しただけでは本物と間違えても無理がありません。


【だまされないために】
SNSや広告サイトにブランド品が「激安価格」で掲載されており、こうした広告を経由して経由して偽サイトへ誘導されるケースが目立ちます。

スマホやパソコンでネットサーフィン中に、激安商品を見つけて正規サイトをうたうページへ誘導されたとしても、別途、正規サイトを検索して本物かどうか確認する用心深さが必要です。


さらに、商品価格があまりに安い場合、あらためて正規サイトや他の大手ショッピングサイトにおける販売価格と比較する必要があります。



「価格.com」や「Amazon」で同一商品を検索すれば、市場の適正価格がつかめます。これらに掲載された最安値より極端に安いケースは要注意です。

とくに偽サイトでは掲載される全ての商品が定価の2割や3割の値段で掲載されおり、ありえない価格だと判断できます。

偽サイトを利用するリスクは、単に代金をだまし取られるだけではありません。

こうした偽サイトでの支払い手続きに、クレジットカード支払いを選択すると、カード番号や有効期限、セキュリティコードといったカード情報を入力することになります。

この場合、商品が届かないばかりか、カード情報が第三者に不正利用される恐れもあり、大変危険です。

もはやインターネットショッピングは日常になりつつありますが、同時に巧妙な詐欺サイトも登場しており、見破ることが難しくなっています。

あまりに安く販売されている場合は、「ちょっと待てよ」と疑い、慎重に考えるべきで、私たち消費者も賢く利用しなければ、多大な被害を被る恐れがあります。

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